バスケット用車椅子が折りたためない訳
バスケット用車椅子が折りたためない訳
見かけたことがある車椅子は、下の写真のような車椅子だと思います。使わないときには、スペースをとらないように折りたたむことができます。
バスケット用の車椅子は折りたたむことができません。
もし、バスケット用の車椅子も折りたためるものだと、
試合中に他の車椅子とぶつかったときや転倒したときに
車椅子が折りたたまれて足や腰がはさまれたり、
車椅子がこわれたりしてしまします。
バスケット用の車椅子のタイヤのはずし方
そのままだと、大きなスペースをとったり、自動車に載せるときに苦労したりと不都合です。
また、大輪が入り口に引っかかって、部屋の出入りできないときがあります。
そこで、バスケット用の車椅子は、本体からタイヤを取り外すことができます。
タイヤの中心部を押していないときには、ベアリングがひっかかり、
車椅子本体の筒に入ったり、出たりすることができなくなります。
このため、ゲーム中にタイヤがはずれることがありません。
タイヤの中心部を押すと、シャフトの先のベアリングがゆるみ、
内側に引っ込むことができるようになります。
このため、車椅子本体の筒に入ったり、出たりすることができるようになり、
タイヤの外側の中心部を押しながら、本体にタイヤを取りつけたり、
本体からタイヤを取りはずしたりします。
転倒防止について
車椅子で転倒しないように、転倒防止の後輪がついています。転倒防止の後輪があるために転倒しなくなり、プレーが中断することが減りました。
また、相手が目の前にいるときのシュートで、後方に反りながら打つことができます。
転倒防止は、プレー中にはとても便利ですが、
車に載せるときに、出っ張って、ドアやトランクが閉まらなくなることがあります。
また、幅の狭いドアに引っかかることがあります。
そのため、転倒防止を折りたためる車椅子もあります。
写真では、転倒防止が折りたたまれていることがわかりやすいように、車椅子本体の向きを変えています。
最近の車椅子は、折りたためない車椅子が多くなりました。
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